2026年3月23日の産経新聞のコラム「ここ見て!!神戸須磨シーワールド」に掲載されました。

神戸須磨シーワールドの一番西にあるアクアライブには水量670t、約40種1000点の魚が泳ぐ外洋水槽があり、その水槽の中心をゆったりと泳いでいる大きなサメがシロワニです。シロワニは世界中の暖かい海に生息する大型のサメで、メスは最大で全長3mほどになります。現在飼育しているシロワニは、1998年にオーストラリアから当館の前身である神戸市立須磨海浜水族園へ運ばれてきたオスの個体です。搬入当初は全長1mほどでしたが、今では全長2.5mほどに成長しています。野生下では魚類、頭足類、甲殻類などを食べていますが、当館では冷凍のイカをメインにサバなども与えており、エサの時間になると水面付近まで浮上してくるので、タイミングを合わせて顔の真横から斜め前45度の範囲にエサのイカを3~4杯まとめて落とします。なぜ前ではなく横に落とすかというと、シロワニは捕食の際、獲物にゆっくりと近づき頭を素早く横に振って捕らえるからです。エサを落とす位置と同様に距離も重要で、ちょうど頭を振ったときに届くぐらいの距離がベストです。タイミングや落とす位置が合わないとエサが顔の近くにあっても反応せず、それが続くと食欲がなくなるのか、深く潜ってその日は食べないこともあります。そんなシロワニのいる外洋水槽のフィーディングタイムは毎日15時から飼育員の解説付きで行っています。ぜひ神戸須磨シーワールドにお越しの際は時間を合わせて見に来てください。
23魚類展示課 長田信人)




